2009年12月17日

中村うさぎさんの新刊

巻末で中村うさぎさんと対談しました。
『「イタい女」の作られ方―自意識過剰の姥皮地獄』(集英社文庫)

私は「イタい男」の代表として
声をかけていただきました。
光栄です!

これはいわゆるオリジナル文庫
(最初から文庫として刊行)なのですが、
『なぜ女性漫画家たちは自画像を美化の逆方向に描くのか?』
と題して新書にしても良さそうな内容で、
本当に面白かったです。
太宰治やエヴァンゲリオンも出てきます。
女性論でありながら、男性論でもある。

http://masuno.de/blog/2009/12/12/post-135.php
先日のテレビでも共演し、
新宿二丁目のバーでよくお話するうさぎさんは、
ほんとうに頭がよくて男前。

対談だけでも立ち読みしてみてください。
そのことがよくわかるから。

うさぎさんの凄さを
最初に知った本はこれ。
幸福論