枡野書店

http://twitter.com/toiimasunomo/status/14233104255

なんか疲れちゃった……。
なにがあったというわけではありません。

『僕は運動おんち』（集英社文庫）の
主人公・川入勝ではないけれど、
私は子供のころからいつも
人生自体やめたくなってばかりだったから、
文筆業を全部やめたくなったり、
歌人という肩書を思いきって捨てたくなったりするのも
「いつものこと」だし、
ツイッターを休みたくなるくらいで済んでるうちは
まだ大丈夫だと思っています。

＊

七月に講談社文庫から
『結婚失格』が出ます。
解説は町山智浩さんにお願いしました。
http://twitter.com/TomoMachi/status/13914536705
もともと穂村弘さんと
長嶋有さんの寄稿も載っている本だったし、
必要以上に豪華な執筆陣……。

親本＝単行本には、
「短歌ヴァーサス」創刊号（枡野浩一特集）に
寄稿した短歌連作「愛について」を
一部改作して収録してあります。

文庫版にも新たな短歌連作を載せたくて、
いま、
ツイート短歌の中から
同書にふさわしい歌を選んだりしています。

もし、
印象に残っているという歌があったら、
なんらかの方法でおしえてください。
ツイッターも、
書かないけど、
読んでいます。

あと、
文庫版『結婚失格』に載せる連作とは別に、
いつか歌集も編みたいと夢みています。
結婚や離婚や家族に関係ない歌も、
印象に残っているのがあったら
おしえてください。

私は自作に厳しくて、
どんどん捨ててしまい、
「なんであれを残さなかったの？」
と、あとから言われるんです。

皆さんに☆をつけてもらった歌は、
こんな感じ。
http://favotter.net/user/toiimasunomo&mode=best

どうぞよろしくお願いします。

＊

なお、
親本の隅っこに目立たないように載せた
あの作品は、
文庫版には収録しません。
親本を見つけた人は今のうちに
立ち読みしておいてください。

＊

こんな私のことを思いだして
仕事の依頼をくれる人が
途切れないのは有り難いことです。

ただ、
いくら細々と仕事があっても、
この不況で文筆だけで生活していくのは、
そろそろ無理かもしれないという気がしています。
むしろ今までフリーで食ってたのが
奇跡だったのかも。

町山さんのツイート。
http://favotter.net/status.php?id=13408252243
500円の本、10万部売るのって、物凄い大変ですよ……。
私は『ショートソング』（集英社文庫／文庫オリジナル）のヒット、
宝くじに当たったようなものだと思ってます。
それでもまだ10万部には達していません。
（漫画化作品の部数を含めたら別だけど……）

でも、
売れない物書きはバイトすればいい、
と言った大森望さんは正しいとも思っている。

そんなわけで、
転職・就職という選択肢も含めて、
将来のことを考え直し中です。