自分は、
書くのが得意だと思ってたけど、
枡野さんが自分で書いたエッセイより、
枡野さんの話したことを
人がまとめたもののほうが面白いとか、
よく言われる。
その意味が、
とてもよくわかった気がする。
今回の谷川俊太郎さんとの記事
http://masuno.de/blog/2010/05/20/post-183.php
を読んで。
(まとめた編集者氏が優秀だった)
あと、
枡野さんのことを
ほかの人が書いた文(や漫画)のほうが面白い、
とも言われる。
それって……。……。
これからは自分では書かず、
だれかに話してそれを原稿にまとめてもらい、
本にしたほうがいいのかもしれない。
保坂和志さんのこの小説入門は、
そういう方法で執筆されたものだ。
本になったら印税を分けるけど、
永遠に本にはならないかもしれない、
という悪条件で関わってくれる、
若くて無名で無謀で枡野に興味ある、
若い頃の私程度には優秀なライター、
日本のどこかにいないでしょうか。
いたら紹介してください。
振り返れば、
本になってないエッセイも山ほどある。
だれか勝手に取捨選択して本にしてくれないものか。
ああ、
『短歌の友人』を勝手に編集してくれるような
優秀な編集者氏に愛されている、
話すことも書くことも面白い穂村弘さんが
うらやましくて泣きそうだ。