2011年6月27日

「東京人」8月号

丸田祥三さんと共著を出すつもりで
準備を進めていたのですが(トークイベントも
その一環として企画したものでした)、
その本が出ないことになりました。

私の側の事情です。
プロとして恥ずべきことですが、
どうしても進められないと考えるに至りました。
関係者各位に深くおわび申し上げます。

枡野書店ラジオの丸田祥三さんとのトーク、
アーカイブを削除しました。
外部(裁判で丸田さんと敵対する被告など)から
圧力があったからとかではなく、
丸田さんから色々お話を伺った上での、
私個人の判断です(丸田さんの判断でもない)。
その点だけ誤解なきよう、お伝えしておきます。

スタート当初から、
アーカイブは予告なく削除する旨を
表明している枡野書店ラジオです。
何卒ご理解ください。

丸田祥三さんは
「作品と楽屋を分けて考えたい」
という意向を強くお持ちの表現者のようで、
「ステージ上でも楽屋でも日常生活でも
言うことがほとんど変わらない」枡野浩一との
方向性のちがいが無視できない状態になり、
今回の決断をしました。

楽屋をさらけだすことを
むしろ積極的にやっていこうとしていた
枡野書店ラジオの方針と相性が悪かったということに、
気づくのが、ずいぶん遅れてしまいました。

自分にできることを
精一杯やってきたつもりでしたが、
力及ばず、すみませんでした。
トークを聴いてくださった皆様、
ゲストに来てくださった方々にも
改めて感謝し、陳謝します。

丸田祥三さんの写真と
私の短歌・短文のコラボレーションが
「東京人」8月号に載る予定です。
http://www.toshishuppan.co.jp/tokyojin.html

これからは丸田さんの「作品」のファンとして、
遠くから応援していきたいと思います。