2010年1月 2日

篠田直樹公式サイト

篠田直樹氏は
拙著の八割のデザインを担当してくれている
敏腕グラフィックデザイナー。
広告会社、キングレコード、
ソニー(のデザイン部門)等を経て
もっぱらCDジャケットのデザインを仕事にしています。

昨年末に会って話したら、
ちょっと新しいことが始めたくなり、
これからは本のデザインも
積極的にやっていきたいとのことでした。
今まで枡野浩一の
面倒くさい本の装幀を多々手がけてきて、
その柔軟性とセンスの良さは筋金入り。

本来の資質を鑑みると、
凝った紙などに制作コストをかけないで
メジャー感のあるデザインをしてもらうと、
より素晴らしい仕事をすると思います。
文庫の表紙とか……。

ショートソング (集英社文庫)
ヒットした『ショートソング』(集英社文庫)の
表紙イラストレーター中村佑介を
提案してくれたのも彼。
今でこそ中村佑介さんに
表紙を依頼するのは王道になってますが、
あの本の刊行時点では挑戦だったと思います。
Blue-中村佑介画集

増刷を重ねる集英社文庫の枡野本は全部、
彼のデザイン。
角川文庫の枡野本も、彼のデザインした
『57577 Go city, go city, city!』は増刷かかってます。
(売れなかった昔の本も、
デザイン雑誌や「イラストレーション」誌で
必ず紹介・賞賛されてたんだよね、
彼のデザインした表紙。
マガジンハウス版の
『君の鳥は歌を歌える』の頃からずっと……)

『かなしーおもちゃ』(インフォバーン)という、
本に慣れてない版元で、
奇跡のような一冊をつくったときの話はここ。
http://media.excite.co.jp/book/interview/200502/p04.html

広告会社時代に出会った頃の話はここ。
http://masuno.de/chosaku/sabishiinoha/

そんな彼の公式サイトが出来ました。
どうぞよろしく。
http://bright-light.jp/

ついったーは、ここ。
http://twitter.com/shino1970

イラストとかも。
http://blfree.exblog.jp/