篠田直樹氏は
拙著の八割のデザインを担当してくれている
敏腕グラフィックデザイナー。
広告会社、キングレコード、
ソニー(のデザイン部門)等を経て
もっぱらCDジャケットのデザインを仕事にしています。
昨年末に会って話したら、
ちょっと新しいことが始めたくなり、
これからは本のデザインも
積極的にやっていきたいとのことでした。
今まで枡野浩一の
面倒くさい本の装幀を多々手がけてきて、
その柔軟性とセンスの良さは筋金入り。
本来の資質を鑑みると、
凝った紙などに制作コストをかけないで
メジャー感のあるデザインをしてもらうと、
より素晴らしい仕事をすると思います。
文庫の表紙とか……。
ヒットした『ショートソング』(集英社文庫)の
表紙イラストレーター中村佑介を
提案してくれたのも彼。
今でこそ中村佑介さんに
表紙を依頼するのは王道になってますが、
あの本の刊行時点では挑戦だったと思います。
増刷を重ねる集英社文庫の枡野本は全部、
彼のデザイン。
角川文庫の枡野本も、彼のデザインした
『57577 Go city, go city, city!』は増刷かかってます。
(売れなかった昔の本も、
デザイン雑誌や「イラストレーション」誌で
必ず紹介・賞賛されてたんだよね、
彼のデザインした表紙。
マガジンハウス版の
『君の鳥は歌を歌える』の頃からずっと……)
『かなしーおもちゃ』(インフォバーン)という、
本に慣れてない版元で、
奇跡のような一冊をつくったときの話はここ。
http://media.excite.co.jp/book/interview/200502/p04.html
広告会社時代に出会った頃の話はここ。
http://masuno.de/chosaku/sabishiinoha/
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そんな彼の公式サイトが出来ました。
どうぞよろしく。
http://bright-light.jp/
ついったーは、ここ。
http://twitter.com/shino1970
イラストとかも。
http://blfree.exblog.jp/