枡野浩一短歌塾
http://masuno.de/blog/2009/08/25/post-108.php
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いよいよスタートします。
すでに問い合わせメールを
くださっている方々に本日、
受講料の支払い方法をメールしますので、
よく考えてから入塾してください。
なにしろ私が「金めあて」で構想した塾ですし、
いったん受け取った受講料はお返ししません。
受講料は前払い、一括のみ。
支払いのしきめりは九月十一日(今週金曜日)必着とします。
*
塾生は二十人くらいが妥当だと思っていたのですが、
それを大きく上回る入塾希望者がいました。
考え直していただくために、
注意事項を書いてみます。
*
まず、
枡野浩一短歌塾は、
基本オンラインの短歌塾になります。
当初は場所を借りて塾生を集めて話す、
というのをメインと考えていました。
そのほうが私は楽なのですが、
地方在住の希望者が多かったことや、
その他諸々の事情もあり、
基本はオンラインとさせていただきます。
「オフ会」的な講義も、
九月から十月にかけて最低一回、
できれば二回は企画したいと思いますが、
それはあくまでも
プラスアルファのサービスと捉えてください。
オフ会的な講義(以下「オフ講義」と略)には
参加できなくても損はしないように、
オンラインでのやりとりを充実させます。
オフ講義に参加できなかった人に
録音したものを送ったりするサービスも
一度は考えたりしたのですが、
物理的に私一人で対応するのが難しく、
対面で話を聞くのと
録音を聞くのは結局全然別物であると考え、
やめにしました。
対面による塾らしい塾を期待していた方には
申しわけありませんが、
全員の要望を叶えることは無理なので
ご勘弁ください。
オフ講義の日程や場所は、
枡野浩一の都合と、
皆さんの都合をすり合わせながら後日決定します。
*
オンライン講義のために今、
ネット上に「或る場所」をつくってもらっています。
オンライン講義のスタートは、
九月半ば以降を予定しています。
それまでの期間、
塾生の皆様に「宿題」を出します。
自作短歌を五十首用意してください。
もっとたくさん詠んでいる人も、
五十首の自信作を自力で選んでください。
自分のサイトなどに発表している歌でもいいけれど、
とにかく「選ぶ」ことが大切なんです。
「宿題」のしめきりは九月十五日とします。
(作品が五十首に届かないぶんには特に
問題ありませんが、勉強にもなりません)
短歌でないものを見せたい人は、ご相談ください。
*
さて。
オンライン講義のやり方ですが、
私は「添削指導」をよしとしません。
添削自体はむしろ得意なほうで、
テレビなどでそれをやってみせると、
わかりやすく面白いから喜ばれるのですが、
それはじつは作者本人のためには全然ならないのでは、
と感じています。
基本的には、
○「この歌はいい」
△「改善の余地あり」
×「いったん捨てたほうがいい」
みたいな感じでどんどん指差していきます。
最終的に、
「この歌はいい」
と枡野浩一が○や◎を付ける歌が
五十首そろうのが理想ですが、
そんな塾生が万一いたら、
その人はもう、
ほとんど加藤千恵や佐藤真由美です。




ひとつも○が付かない、
という塾生もふつうにいると思います。
あくまでも枡野浩一の基準です。
枡野浩一の基準では、
短歌雑誌等に載っている
多くの歌にも○は付きません。
そんなに気にしなくてもいいけれど、
入塾した以上は、
枡野浩一の基準にいったん
寄り添ってみてください。
そこで素直になれる人のほうが、
逆に、
枡野浩一から離れた自分自身の個性を
確立できる人だと思っています。
過去の経験から言って。
*
そんなわけでまず、
枡野浩一の短歌入門書
『かんたん短歌の作り方』(筑摩書房)と
『一人で始める短歌入門』(ちくま文庫)は
読んでおいてください。
むかし読んだ人も読み返してみましょう。


このさい図書館で借りてもいいし
ブックオフで探してもいいです。
(わざわざ「図書館で借りました」
「ブックオフで百円でした。ラッキー!」
などと教えてくれなくて宜しい)
未読の人は急いでください。
読んで納得してから入塾しないと、
受講料を捨てたも同然のことになると思います。
歌人といっても色々いて、
歌人の数だけ短歌観もあるのです。
*
今回、
希望者の短歌習熟度に大きな差があり、
ある人はコンテスト入選経験者、
ある人はまったくの初心者です。
オンラインの或る場所に
皆さんに集まっていただき、
個々の塾生へのアドバイスを
参加者全員が読めるようにしたいと
考えています。
ある人はやたらとほめられ、
ある人はそうでもない、
みたいな状態が想像されます。
それは覚悟の上、ご参加ください。
なお、
そういうのはべつに、
短歌歴とは関係ないと思います。
ご参考までに、
作家の保坂和志さんに場所をお借りして以前やった、
「枡野浩一の短歌教室」の記録をここに置いておきます。
http://www.k-hosaka.com/merumagaK/vol.03/masuno1.html
こんな感じのコメントも少しはするつもり。
あれから年齢を重ねたので、
最近はもう少し優しいですが。
また、
mixi「枡野浩一の短歌入門」コミュニティもご参照ください。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1713405
(mixi未加入のかたは知恵を振り絞って加入して!)
*
「かんたん短歌blog」
http://masuno-tanka.cocolog-nifty.com/
も九月半ばに再開しますが、
以前とちがって、
とても地味な感じになると思います。
以前はココログから
原稿料をいただいて更新していました。
今は無償でやっています。
初期の過去ログ、ちょっと読んでみてください。
参考になると思います。
「かんたん短歌blog」はスタート当初より、
「つまらないと枡野浩一が思った短歌には
基本的には言及しない」
という方針でやっています。
枡野浩一短歌塾は、
つまらないと思った場合、
どこがどうつまらないと思うのかをご説明します。
そのような対応に耐えられる人だけご参加ください。
本気の皆様のご参加をお待ちしております。
*
受講料の支払いが確認できた塾生を後日、
オンラインの或る場所へご案内します。
それが九月半ばになる予定なので、
枡野浩一短歌塾の第一期(第二期以降は白紙状態)は、
十一月半ばまでの二カ月間、とします。
短い期間ですが、なにかつかんで修了してください。
どうぞよろしくお願いします。
ご質問がある場合は、
ii@masuno.de
までメールください。
【追記】
『一人で始める短歌入門』(ちくま文庫)の収録作は、
加藤あいと枡野浩一がテレビCMで公募した
「一人暮らし」「引っ越し」等をテーマにした短歌です。
それらの質が驚くほど高いのはなぜか、
と考察した感想をmixi
http://mixi.jp/view_item.pl?id=827131
で読みましたが、
私は単純に「選者がいいから」だと思っています(真顔)。
あのコンテストの応募作は一首残らず、
私が直接見ていました。
そんな馬鹿なことをする歌人は珍しいと思います。
(ふつうは予選は別の人がやったりします)
コンテストの予選結果を随時ネット公開し、
上位作品には寸評も添えていました。
それらを読んだ人が
「こういう歌がありなら私も……」と、
切磋琢磨してどんどん応募してくれたから、
結果的にいい歌が集まったのだと思っています。
かように「選」は大切なんです。
短歌とか俳句は「選」がすべてと言ってもいいくらい。
自作の良し悪しを自力で判断できるようになったら、
その人はもう先生レベルの力量の持ち主です。
【追記の追記】
枡野浩一短歌塾に関しての
問い合わせメールをくれた方
ひとりひとりへ、
枡野浩一からメールを送りました。
九月六日の夜です。
万一、
届いていないという方がいましたら、
ii@masuno.de
までご連絡ください。
【追記の追記の追記】
「宿題」その他はあなたが自由に解釈して、
あなたの思う形で仕上げておいてください。
「枡野の意図とちがう」という理由で
怒ったりすることはありません。
あなたは短歌で何をしたいですか?
「宿題」の提出方法は追ってご案内します。
或る場所が完成したら……。
【四つ目の追記】
少し丁寧に説明しすぎて、
「面倒くさそうな塾だな……」
と思われてる気もする。
枡野浩一短歌塾は、
受講生の側の気持ち次第で、
ライトにも参加できるし、
ディープにも参加できるはず。
私も九月二十三日で四十一歳。
十年前にくらべると、
自分にも他人にも甘くなり、
優しくなった……と自分では思います。
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【五つ目の追記】
受講料、無事に届いた方には
随時その旨メールしています。
何日経ってもメールが来ないという方は、
ii@masuno.deまでご連絡ください。
